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ニンジンの種蒔き [自然農]

今日はニンジンの種蒔き。

朝方かなりまとまった雨が降ってくれたので
ニンジンの種を蒔くには絶好のタイミング。

朝7時過ぎから作業を始めました。

蒔く畝はこちら
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あれ?ニンジンが植わってる!

そうなんです。
このニンジン畝の両サイドに種を蒔こうという訳です。

中央のニンジンは春に種まきしたもの。
その両サイドにはニンニクが植わっていました。
ニンニクは収穫が終わっているのでその後に
ニンジンの種を蒔こうと決めていました。

春蒔きのニンジンはそろそろ収穫時を迎えるので
ニンジン栽培のリレーになります。

種蒔きする前に春蒔きニンジンを試しに1本抜いてみました。
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少し細めですが時なし三寸としては
十分な長さに成長しています。

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とても美味しいニンジンなので
今ではニンジンは時なし三寸だけでいいと
他の品種は植えなくなりました。

ではまずは畝の草刈りから
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鍬で根切りをしてから鎮圧
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角材を使って種を蒔く溝を切ります
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深さは5㎜ほど。

種は購入した種の残りと
ちょうど畑で種になったものがあるのでそれを利用。

畑の種
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これをばらすと
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足の生えた虫のような種ですが
購入した種は処理されていて足はありません。

購入種
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筋蒔き
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5㎜間隔位で蒔きますがどうしても重なってしまうところもできます。
まあニンジンは競合して育つので
密になっていても問題なしです。

鎌の背などで土をほぐすように薄く覆土して
鎮圧します。
鎮圧して土の表面が平らになるようにするのではなく
少し凹んだ溝になるように押さえます。
私は角の丸くなった角材などを使ってやります。
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この溝に意味があって
ここにもみ殻や燻炭などを薄く入れます。
今回は燻炭にしましたがもみ殻を使う方が多いです。
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もみ殻や燻炭を入れるのは
乾燥を防ぐため。
ニンジンは発芽まで水を切らさないことが大切です。
薄くしか覆土していないのでたっぷりの水をやっても
日照りが続けばすぐに乾いてしまいます。
かと言って覆土を厚くしてしまうと発芽しません。
ニンジンは向光性種子なので覆土は薄くした上で
水分を切らさないようにしてやる必要がある訳です。

そこでもみ殻や燻炭が保湿の役目をしてくれる訳です。
溝にするのも水がそこにたまりやすい効果を狙っています。

最期は草マルチしますが
種蒔きした上にはあまり被せすぎないようにします。
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種から育てるニンジンは難しいと言う人もいますが
このやり方をすれば失敗はないはずです。


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