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栄養豊富なナズナ [野草]

春の七草にも選ばれているナズナ。

七草がゆの具材の一つとして食べる人はいても
春先の若葉を摘んで食べる人は少ないはず。

我が家では毎年春の定番野菜の一つとして頂いています。

今日畑を見回っていたら
そろそろ食べ頃になりつつあるナズナがいくつか目に付いたので
少し抜きました。

ナズナの栄養価は非常に高く
ビタミンやミネラルもバランスよく配合されていています。
調べてみると
カリウム、カルシウム、たんぱく質、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、
ビタミンK、マンガン、葉酸など
と非常に多くの栄養素が入っているようです。

しかも美味しいので食べないともったいないですね。
これこそ自然の恵みですから。

今日摘んだ畑のナズナ
IMG_2003.jpg

若いナズナは根も柔らかいので
細かく刻んで頂きます。
料理はお浸しにしてそれをご飯に混ぜ込んで
ナズナご飯にするのが我が家の食べ方。

美味しいですよ。

畑では今こんな風に生えています。
IMG_2004.jpg

ニンニク畝の端にびっしり生えています。
黒く土が見えているところが今日抜いた場所。
抜かなかったものも食べ頃です。

冬野菜が切れる頃なので
とてもありがたい野草です。


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畑のコハコベ [野草]

自然農では草をそのまま生やしながら
育土していきますが
その生える草によって土の状態を把握することができます。

ヨモギやススキなどが生えるところは痩せた土で
ハコベやナズナやオオイヌノフグリの生えるところは
肥えた土。

5年前に自然農を始めた頃は
草もろくろく生えないような痩せた土で
ハコベは一切生えていなかったのですが
今ではあちこちで見られるようになりました。

それだけ土の養分が増えてきた証で
ニヤニヤしながら眺めています。

DSC_8711.jpg

私の住む愛知県の西三河地方では
ハコベは少なくほとんどがよく似たコハコベですが
とても美しい小さな花を咲かせます。

年々増えてきているのを見ると
土の状態がよくなってきているということですね。

事実野菜も年々育ちが良くなってきています。

土は微生物たちの働きによって
少しずつ養分を蓄えていきます。
時間がかかっても確実に土が肥えてくるのは
耕さないことと草を抜かないことの結果でもあります。

草と虫と微生物たちが共生する多様性の中から
豊かな土が出来てきます。
だから肥料をやらなくてもいい訳です。
自然の営みを信頼し
草や虫たちの心地よい環境を作ってやることが
自然農の真髄なのです。


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畑の味方ハコベ [野草]

私が実践している自然農では
草を生やしながら草と共に作物を育てます。

世間一般的には草の生えている畑は
だらしない畑と見られがちですが、そうではなく
草が生えることによって土が耕され
枯れた草や根は微生物たちによって分解され養分になっていきます。

森が豊かなのはどうしてだろうと考えてみるといいですね。

このへんのことはお話しすると長くなるので
今日はやめにして
いま私の畑ではハコベ(実際にはコハコベ)がよく生えるようになってきました。

皆さんご存知のように野草は土の状態によって
生える種類が違ってきます。

痩せた土地を好むものもあれば肥えた土地を好むものもあります。
乾燥を好むものもあるし湿潤を好むものもあってまちまちです。

草を生やしながら野菜を育てていると
面白いことに今の自分の畑の土の状態が
どんな風なのか見えてきます。

生えてくる草によって痩せた土なのか
肥えた土なのかある程度の判断ができるんですね。

そしてハコベ(コハコベ)です。
肥えた土地に生えてくる草の一つなんです。
ハコベが生える土になればほとんどどんな野菜でも育てられると言われています。

そのハコベ(コハコベ)が畝のあちこちで生えてくるようになりました。
自然農を始めた頃は一つも生えていなかったハコベ(コハコベ)が
畑のいたるところで見られるようになりました。
特に今年はかなり広がってきた印象です。

DSC_2243_01.jpg


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DSC_2237.jpg


ハコベ(コハコベ)同様に肥えた土地に生える野草は
ナズナ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザなどがあります。

もう少し土のステージが下がると
スベリヒユ、シロザ、アカザ、ノボロギク、カラスノエンドウ、
ツユクサなどですので
畑の状態を生えてくる草によって判断することができます。

土の状態が判断できるようになると
どの野菜をどこに育てるといいかも見えてきます。

まだ私は駆け出しですので試行錯誤の段階ですが
4年前に始めた頃と比較すると
随分生えてくる草の種類が変わったことを実感しています。



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自然薯はヤマノイモ [野草]

粘り気の強い自然薯はヤマノイモにできる芋。

大きな芋に成長するまで4~5年かかるけれど
その味は絶品。

一度自然薯の味を覚えてしまうと
栽培の長芋の味が水っぽく感じられるほど。

一度自然薯を掘ってみたいと思っていますが
まだその機会に巡り合えていません。

この時期山野を歩けば
こんなヤマノイモの葉をよく目にします。
DSC_0132.jpg

長いハート形の葉はとても美しく
そしてよく目立ちます。

DSC_1240.jpg

そしてびっしりと実をぶら下げている光景も
よく目にします。

こんな様子を見ると
ついつい蔓をたどって地面にまでたどり着いて
その下に埋まっているであろう自然薯を
掘り出してみたくなります。

まだ掘ったことはありませんが
その内に掘る機会がやってくるような
そんな予感がしています。

まあ自分がその気になればできることなんですがね。

そろそろ掘る道具を用意しておきましょうか。


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道端の秋模様 オオニシキソウとアメリカキンゴジカ [野草]

9月ももうすぐ終わり。
早いですね。

秋植えの野菜も一段落したので、ほっと一息ついているところです。
後は成長を見守りながら
少しだけ手助けしてあげることが
自然農野菜なのかなと思っています。

さて畑仕事の合間に好きな野草撮影を楽しんでいる私ですが、
道端を散策してみると
すっかり秋が深まってきた感があります。

その秋の深まりを感じる野草の表情を
2種類お届けしたいと思います。

まずはオオニシキソウ。
道端や畑、空き地などに生える、いわゆる草ですが、
私にとっては愛すべき野草なので
よく撮影しています。

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2017/09/24 NikonD300 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

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2017/09/24 NikonD300 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

全体的にオレンジ色に変わりゆく姿に惹かれます。
道端の小さな秋ですが
心にしみる美しさです。

次はアメリカキンゴジカ。
近年急速に増えている帰化植物です。

DSC_0079.jpg
2017/09/24 NikonD300 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

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2017/09/24 NikonD300 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

花も咲き残っていましたので撮影しておきました。
こちらも淡いオレンジ色に変わりつつある姿です。

こうして一歩一歩秋の装いへと移り変わっていきます。

今を盛りに咲く花も素敵ですが
こんな風に枯れゆく中で、装いを新たにする姿もいいなあと
思って眺めています。


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ニワゼキショウの白花など [野草]

ニワゼキショウには2つのタイプがあって
花の色が紫のものと白いものがあります。

紫のものがこちら
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一般的にはこのタイプのものが多いのですが、
私がよく出かける矢作川には白いタイプも多く見られます。

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どちらも綺麗なのですが
白い方が華やかさを感じますね。

そしてその両方が一緒に咲く様子
DSC_9193.jpg

矢作川ではこんな様子が随所で見られます。
でも全体的には紫のものが圧倒的に多いのですが。

そんなニワゼキショウですが
我が家の庭にも5年ほど前から咲くようになりました。
どうやら私の靴底に種がくっついてきて繁殖したようです。

咲くのは紫のものだけです。
近所の道端にもニワゼキショウは咲きますが
全て紫で白いタイプのものは近所ではほとんど見かけません。

そして今年、
あれ!白が咲いてると思ったら
どうもいつも見ている白いタイプとは違うんですね。

それがこれ
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普通の白いタイプは中心が黄色でその周りに紫がありますが、
これには紫が全くありません。
違いは分かりますよね。

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どうやらこれは紫のものの白花のようです。
いわゆる突然変異ですね。
初めて見ました。

DSC_4621.jpg

来年も咲いてくれるかどうか、分かりませんが
少し期待したいところです。

最後にニワゼキショウのもう一つのタイプを紹介
オオニワゼキショウです。

DSC_9183.jpg

普通のニワゼキショウより高く立ち上がります。
でも花は少し小さめなんですね。
そして花の色はほんのりと紫がかっているというか、
ぱっと見た目には淡いブルーのような印象を受けます。

普通のニワゼキショウと一緒に咲いていることも多いので
知らなければ気づかないかもしれませんが、
こんなやつもいるということで。

ニワゼキショウは北アメリカ原産の帰化植物ですが
結構好きな身近な野草です。


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