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何の足跡? [霜]

朝、霜の撮影をしようと矢作川に出かけてきましたが
砂地についた鳥の足跡を撮影していたら
鳥とは違うなんだか分からない足跡を発見。

さて何なのでしょう?
DSC_1752.jpg

丸い跡がずっと続いていますが
鳥の足跡でもなさそうだし、もちろん人の足跡でもないですよね。
何でしょう?

鳥の足跡はこちら
DSC_1744.jpg

たぶんサギの仲間だと思われますが
1枚目のものはよく分かりません。
分かる方は教えてください。


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思わぬ霜に感激 [霜]

陽ざしが暖かくなって梅の花が咲き揃い
タンポポや菜の花の黄色い花も目立つようになってきましたね。

今日から3月
もうすっかり春の気分です。

とは言うものの、春の到来は一進一退しながらやってくるもの。
汗ばむほどの陽気になったかと思えば
冬に逆戻りなんていう日も3月にはよくあります。

そのたびに一喜一憂するというのが一般的な感覚なんでしょうが、
私は一喜一喜なんですね。

一憂することがない!
もちろん春は待ち遠しいけれど、
寒くなったからと言って憂える訳ではないんですね。
暖かい日もあれば寒い日もある。
当たり前のこと。
それが自然のなりわいなんだから
その流れに身をゆだねればいいだけ。

暖かい日には暖かいことに喜び
寒い日には寒いことに喜ぶ。

ちょっと変じゃない?と思った人、
それでいいです。
私の感覚ですから。

で、セリバオウレンやバイカオウレンの花を見に出かけたら
そこには霜が降りていたとう巡り合わせになりました。

咲いているであろうセリバオウレンやバイカオウレンの花を
早く見たい気持ちがあっても、目の前にいい霜が降りているのを見ると
花より霜ということになります。

時刻は午前9時前。
この時間でも霜が残っているということは
かなり冷え込んだということですね。
薄手のジャンパーしか着てこなかった身には少々寒かったけれど
霜の美しさの前では関係なし。

寒ければ寒いなりにいいことがある。
暖かければ暖かいなりにいいことがある。
これが人生を楽しく生きる秘訣なんです。かな?

そんな訳で予期せぬ霜に出会って舞い上がってきましたので
少しだけ写真を紹介したいと思います。

DSC_9641.jpg

どうです?
綺麗でしょ!
私が霜にはまる訳がこの一枚からも読み取れるのではないでしょうか。
霜がなければ見向きもしないような場面が
霜によって激変します。
白く縁取りされたり輪郭がはっきりするだけで
芸術作品に生まれ変わります。
これが自然芸術なんですね。

DSC_9644.jpg

こんな場面も素晴らしいデザインだと思いませんか?
嫌われ者のヤエムグラもひのき舞台で踊っています。

もう少し見てみましょうか
DSC_9635.jpg

DSC_9639.jpg

写真を撮るときには、もちろんどこを切り取ろうか観察していますが、
どこでも絵になる場面が展開されます。
だから霜の撮影はあちこち探して歩かなくても
撮りはじめた周辺だけで事足りてしまう場合がほとんどなんですね。

この時期の霜は咲きだした花にも霜がついて面白い光景が見られます。

まずはオオイヌノフグリ
DSC_9650.jpg

DSC_9662.jpg

DSC_9649.jpg

次はセイヨウタンポポ
DSC_9643.jpg

そしてヒメオドリコソウ
DSC_9665.jpg

いずれも白い霜によっていいアクセントになりますね。


最後はこれは面白いと思って撮影した一枚
DSC_9677.jpg

苔とオランダミミナグサです。
いい感じでしょ?

いやはや思わぬ霜のプレゼントに
ときめいてきました。

目的のセリバオウレンとバイカオウレンも良かったけれど
トキメキ感は断然霜の方でした。


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霜とタンポポ [霜]

寒さも峠を越したようでやれやれというところですが、
朝の気温を見るとまだまだ氷点下の日も多くあるようです。

寒いのは少々苦手なのに
早朝から霜の撮影に好んで出ていくのはどういうこと?

言ってることとやってることにギャップがある!

でもね霜の美しさにはまると寒さなんて関係ない!
ということでして。

この冬も何度霜の撮影に出たのでしょう?
ほとんど毎日のように出ていると思われた方、それははずれです。
実は霜は思ったようになかなか降りないものです。
ご存知のように霜は地表の水蒸気が冷やされて
細かい氷の結晶が植物などの表面に付くものですが、
気温が下がれば霜が付くわけではなく、それなりの湿度がないと霜は降りません。
冬は乾燥しているので霜の条件としてはあまりよくないんですね。
さらに風が吹いていると霜が降りないんです。

いろんな条件が整ってはじめて霜が降りるわけですので
私が毎朝、霜が降りていないかなあと待ち焦がれるのは
わかってもらえそうですね。

そんな訳で霜の撮影のできる日はたまにしかないというのが現実です。

今回は霜とタンポポということで
少しだけ紹介します。

タンポポは日本全国どこにでもありますが
地域によって種類が違います。
私の住む愛知県ではトウカイタンポポ(ヒロハタンポポ)、
関東ではカントウタンポポ、関西ではカンサイタンポポ、
北国ではエゾタンポポなど色々あります。
そして広く全国に広がっているのがセイヨウタンポポ。

ここで紹介するタンポポはセイヨウタンポポになります。
冬の間でも花が見られるのはセイヨウタンポポなんですね。
トウカイタンポポは真冬では花は見られません。
さすがに日本の気候風土をわきまえています。

さて霜とタンポポの写真を見てみましょう。

まずは綿毛と霜
クリックして大きな画像で見てください。
DSC_8904.jpg

残り少ない綿毛に霜が付きました。
僅かな霜でもこれが面白い。
接写をしなければ見えない世界です。
でもここに自然が作る美しさがあります。

DSC_8890.jpg

綿毛に霜の帽子を被っています。
綿毛そのものが白いので霜とのめりはりがありませんが、
冬の朝のこんな情景もいいもんです。

DSC_8893.jpg

これは霜にフォーカスしているのではなく、
綿毛の輝きに注目して撮影した写真ですが、
冷え込んだ朝の空気感が感じ取れるのではないでしょうか。

DSC_8328.jpg

すっかり花が開いているセイヨウタンポポと霜。
ここまで綺麗に咲いていると、寒さより暖かさを感じてしまいます。
強いエネルギーに満ちていますね。

DSC_8697.jpg

これは雪が降った翌日の朝に撮影したもの。
霜というより凍った感じがしますね。

一口に霜の撮影と言ってもいろんな場面があります。
今日はどんな場面に会えるかなといつもワクワクしながら
外に飛び出します。

いい写真が撮れる時もありますが、大した成果もなく帰ってくることもあります。
でもどんな時でもハッピーになれます。
自然と向き合っているのが一番ですね。
摩擦はゼロ。
こころの潤滑油ですね。


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霜と雪解け [霜]

久しぶりに降り積もった雪も二日でほとんど解けちゃいましたが、
今朝は霜が降り、雪解けと絡んだ写真が撮れるのではと思って
朝から張り切って徘徊してきました。

降り積もった雪が完全に解け、その上に付いた霜は
普段と変わらないのですが、
完全に解けきらない上に付いた霜は、少し表情の硬い霜となります。
それは葉が濡れている状態の上に霜が付き
気温の低下と共に凍ってしまった姿なんですね。
だから普段見慣れている霜の表情とは少し違った霜なんです。

DSC_8657.jpg

わかりますか?
写真をクリックして拡大してみてください。
普段の霜はふわっとした感じがありますが、
これは凍った感じがしますね。
これが雪解け後の霜の表情なんです。

微妙だなあと思われた方は霜との付き合いがまだまだ浅いということで。

IMG_0046.jpg

大好きなオオジシバリです。
雪と絡めると面白いですよね。

もう少しそんな光景を見てみましょう。

IMG_0049.jpg

これもオオジシバリ

IMG_0052.jpg

カラスノエンドウです。
雪は温もりのあるところから解けていきます。
命の温もりなんですね。

DSC_8689.jpg

オオイヌノフグリの雪との絡みも
最高にいいですね。

DSC_8667.jpg

シロツメクサも雪解けの模様によって
上手く引き立てられています。

DSC_8648.jpg

撮影は雪解けをどのように配置するか
考えながら撮りました。
雪が多すぎず少なすぎず、雪の質感も出せるように
いろいろと工夫しながらの撮影です。
一番のポイントは露出。
RAWで撮影しているので後からなんとでもなるのですが、
やはり最初からズバリの写真を撮りたいものです。

DSC_8654.jpg

日が当たっても雪のおかげで緊張感が薄れないのが
霜と雪解けの写真です。

DSC_8617.jpg

日の当たらない場所で撮影した
エノコログサと雪の写真ですが、
解けながら凍った雪と少し前から大地に横たわっていた
エノコログサとの対比が面白いですね。


最後にもう一度オオジシバリに登場してもらって
普段の霜との違いを見てもらえたらと思います。
DSC_8659.jpg

いかがでしたでしょうか?

こんなチャンスは年に一度あるかないか。
そんなチャンスに巡り会えていい気分です。

大いに楽しませていただきました。


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冬のカラシナ 霜と花 [霜]

お正月から桜の花を見たかと思ったら
今度はカラシナの花。
いわゆる菜の花ですね。

愛知県の渥美半島ではすでに菜の花のお花畑となっていますが、
それは植えられた菜の花。

こちらは正真正銘の道端のカラシナ。
正式にはセイヨウカラシナ。
冷え込んだ日の朝、大好きな霜の撮影に出かけてみると、
カラシナの花がかなり咲きだしているではありませんか。

暖冬と言うほどの暖かい冬でもないのに、12月の高温が影響しているのでしょうか。
小さな川沿いではこんなに咲いていました。

DSC_8272.jpg

霜の撮影をした後なので、なんだか不思議な感じです。
でも霜の撮影をしていると、春を迎える準備をしている植物たちの
息吹がじんじんと伝わってくるんですね。
中には蕾をつけて今にも咲きだそうとしている気の早いものも
あるわけですから。

IMG_0079.jpg

IMG_0082.jpg

黄色い菜の花は春の景色。
桜と菜の花が一緒に咲く風景はまだまだ先のことですが、
一足早く見られるカラシナの花は春に思いを馳せさせてくれます。

それでは今度はカラシナの花ではなく
カラシナの葉に付いた霜の様子もご覧ください。

DSC_8196.jpg

こんなさりげない霜の様子を見るのが好きなんですね。
植物によって表情がみんな違います。
そして同じカラシナでもその表情はまちまちです。
それが個性というもの。
1つとして同じものがないから飽きないんですね。

DSC_8193.jpg

IMG_0002.jpg

こんな風に黄色くなったものだったり
虫食いで穴が開いているものだったり
どれも素敵です。

霜の写真はいまHPで日替わりのように紹介していますので
そちらの方もご覧頂ければと思います。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/toshi54/

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霜とヤブジラミ [霜]

今年は12月に入っても霜の降りる日がない。
例年なら何度か霜が降りているのになあと思っていたところ
ようやく12月11日の朝、霜が降りてくれました。

どんなに待ったことか。
昨夜は寝る前からそわそわしてゆっくり眠れなかったほど。
いつも朝は5時半に起床しているのに、5時前に目が覚めてしまったんです。

暗い中、外に出て霜の様子を確認してみると
ガーン!
霜が降りていないではありませんか。
気温はジャスト0℃なのに。
風もないし霜が降りる条件は整っていたはずと思ったのですが・・・
どうも湿度が足りなかったのかもしれません。

それでも諦めきれない私は暗い中、車を飛ばして矢作川の方に向かいました。
川は水が流れているのでその周辺は湿度が高いのです。
きっと降りているはずと思って走らせているうちに岡崎市まで来てしまいました。
つまりはっきりと確認できる霜が見られないんですね。

それでも必ず霜はあるという確信があって、もう少し北に向けて走っていると
うっすらではありますが白くなっているところが確認できるようになってきました。
しめしめ。

という訳で自宅周辺ではありませんが
矢作川で霜の撮影をしてきました。

色々と撮影しましたがここではヤブジラミの葉についた
霜の様子を紹介したいと思います。
理由はとてもきれいだから。

DSC_7658.jpg

いかがでしょう?
この色彩、そして霜による縁取り化粧。
絶妙な美しさですね。
霜の白がなければ見過ごしてしまう場面です。
これが私が絶賛している霜の魅力です。

DSC_7660.jpg

着物の柄にすると素敵かもしれませんね。
日本的な和の美のように感じます。

DSC_7668.jpg

葉は這うように展開していますので、どこを切り取っても
それなりの絵になります。

DSC_7665.jpg

ヤブジラミはセリ科の植物で初夏に白い小さな花を咲かせますが、
あまり積極的に花の撮影をすることはありません。
あまり魅力的な場面に出会えないのは、名前のように藪に生えていたり
草むらの中に雑然と生えていることが多いからかもしれません。
でもこの時期魅力的な存在になるのが面白いですね。

いや、そんなこと全く知らなかったという人の方が多いかもしれません。
この様子を見て、本当に綺麗だと思ってくれた人は
意識的に霜の降りた日に探してみてください。
ヤブジラミの霜の魅力にはまるかもしれませんね。

DSC_7670.jpg

葉の色は寒くなるにつれて変化してきます。
その変化が一律ではないので、それが美しい色彩となり模様となります。
この写真はもう少し霜が付いているともっといいのですが、
霜の魅力に誘われてこんな場面も見えてくるんですね。

DSC_7666.jpg

紅い色が多くなればそれはそれで美しいし
緑が多くても美しいです。
でもその美しさは霜が引き出してくれているんですね。

やっと巡ってきた霜ですが、これからはそのチャンスが多くなります。
霜は陽が当たるとすぐに解けてしまいます。
だから朝の短い時間が勝負となります。
朝は寒いのですが、その寒さを忘れさせてくれる魅力があります。
そんな霜と向き合ってみるのも面白いものですよ。


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