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レンズの修理 [カメラ]

愛用していたレンズが破損して
買い替えるべきか、修理に出すか、
それとも諦めるか迷っていたのですが
思っていたより安く修理できることが分かって
修理に出しました。

そして昨日無事に戻ってきました。

IMG_4385.jpg

わが子の里帰りをどんなに喜んだことか、
分かりますよね。

じゃあ破損ってどんな風だったのと知りたくなりますよね。

IMG_4270.jpg

IMG_4271.jpg

見れば分かりますよね。
胴が離れちゃっています。

どうしてこんなことになったのでしょう?
何をやったのでしょう?

普通に扱っているだけなら決してこんなことにはなりません。

撮影中にズーミングしようと胴に触れた時、
何やらぐらっと来ました。
あれっと思って確認してみると
パッカリです。

何をしでかしたのでしょう?
心当たりはすぐにやってきました。

さっきのあの時だ!

岩にぶつけたんだ。
足を滑らせてがくんと来た時に
左肩に提げていたカメラごと岩にぶつけちゃったのね。

その時は、ああ大丈夫でよかったと思ったのに
こんなことになっていたんですね。

場所は北岳山頂直下の岩場。
2017年9月10日午前6時30分。
登りの岩場。

岩場を登る時にカメラを提げていてはいけませんね。
反省反省です。

で、すぐに修理に出そうと思ったのに
躊躇していたのは、
修理代が4万円くらいかかりそうという情報。
10年近く使っているレンズだし、
いまさら修理して使うより新しいレンズの方がいいしなあ。
でもすぐに買える資金がないしなあ。

そうだ、中古でもいいかと調べてみると
中古でも8万円もする。高すぎる~。

そんなこんなで先送りしていたという事情、分かってもらえますよね。

それが急に修理に出すことになったのは
もっと安く修理できる情報が得られたからなんです。

その結果
IMG_4386.jpg

IMG_4387.jpg

送料も込みで
この値段で修理できました。

とりあえずよかったよかったということでして。

カメラやレンズは優しく扱ってあげましょうね。


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私の撮影機材 [カメラ]

私は花の撮影を始めてから30年以上になりますが、
これまでにいろんなカメラを使用してきました。

最初に手にしたカメラは父から譲り受けたペンタックスの一眼レフカメラでした。
まだカメラのことも写真のこともわからない頃でしたので、
どういう機種だったかは覚えていませんが、
綺麗に写ることに驚いたのを覚えています。

その後、花の撮影に興味が沸いた頃からカメラにもこだわりを持つようになって
いろんなカメラを手にするようになりました。
かと言って決して高い高級なカメラを使用してきたわけではなく、
いわば中級者が使うカメラを時々買い替えては使ってきました。

今ではデジタルカメラが主流となり、
銀塩のフィルムカメラで撮影することはなくなりましたが、
現在使用しているカメラを紹介しながら私の所感を書いてみようと思います。

DSC_0017.jpg

これが現在のメインカメラでNikonD810です。

これまでNikonのデジタル一眼レフカメラは発売当初のD70から使い始め、
D70S、D80、D300と買い替えながら使ってきましたので
Nikonのカメラにはかなり使い慣れています。
機種を替えるのはメーカーが定期的に新しい機種を発売し
ユーザーの購買意欲を刺激するからなんですね。
新しい機種は当然バージョンアップされ高画質、高機能がうたい文句となり
ユーザーはその罠にはまっていきます。

それでもいざ新しい機種を手にして撮影してみると、
やっぱり前のカメラよりいいなあということになって、
新しい機種が発表されるたびに、新しいカメラが欲しい症候群に陥っていきます。

でもカメラマニアならそれでもいいかもしれませんが、
私のように花の撮影が中心で花の表情や周りの情景を写すくらいなら
特別に高性能のカメラでなくても作品はできると思っています。
と言いながらもNikonD810はかなり高級なカメラなんですけどね。

いいカメラで撮影するといい写真が撮れると錯覚しがちですが、
それは全くの間違いで、そもそも写真は切り取りの芸術ですので
どこをどう切り取り、何を主役にどのように描写するかが決め手となってきます。
その意味ではコンパクトカメラやスマホの方がうまく撮影できる場合もあるくらいで
一概にデジタル一眼レフカメラが優れているとも言えません。

私はそもそも写真は心に映ったものをどう表現するかということに尽きると思っていて、
花ならその花のどこに惹かれてどのように心に映ったかが大切で、
その気持ちをファインダーを通して写す作業が写真だと思っています。
そのためにはある程度の知識やテクニックも必要になってきますが、
心に映らなかったもの、言い換えれば感動しなかったものは、
どんなに素晴らしいカメラで撮影してもいい写真にはなりません。

さてNikonD810の使い勝手と感想は、
まず操作性がいいということ、ファインダーも見やすくオートフォーカスも早いし、
露出補正、感度調整なども簡単に行えます。スパンと切れるシャッター音も心地いいですね。
3653万画素と高画質なので細部まで鮮明に写りますが、
個人的には2000万画素くらいで充分だという見解です。
画素数が多くなればよりクリアーな写真になりますが、
どこまでそれを追求するかは個人差があります。
先にも書いたようにいいカメラがいい写真を生み出すとも限りませんし、
高画素がいい写真になるわけでもありません。
その辺を踏まえてカメラを選ぶといいかもしれませんね。

それからカメラ本体と同様に大切なのがレンズ。
写真はレンズを通して入ってくる光を写しとめるわけですので
レンズの性能によって写真が大きく変わってしまうのも当然ですね。
レンズもこだわるときりがないくらいいろんなタイプのものがあって迷いますが、
一つ言えることは高価なレンズはやっぱり描写がいいということ。
私は最高級のレンズを使ったことがないのでなんとも言えませんが、
今使っているレンズはそこそこ気に入っています。
レベルから言えば最高級のレンズよりワンランク下のレンズとなります。
それでも私にとってはかなり高価なレンズです。

DSC_0002.jpg

これがNikonD810で使用しているレンズです。
花の撮影のためのレンズと言ってもいいでしょう。
まずマクロレンズですが50㎜マクロと90㎜マクロの2本を使い分けしています。

SIGMA50㎜マクロ F2.8
はかれこれ15年くらい愛用しているレンズです。
とは言うものの買い替えていますのでこのレンズが3本目になります。
リーズナブルでありながら優れた描写で気に入っています。
私が尊敬していた新井和也さんも花の撮影の常用レンズとして愛用されていました。
Nikonには60㎜や105㎜のマクロレンズがありますが
SIGMA50㎜マクロの数倍の価格なので手が出ません。
というかSIGIMAで満足しているということです。

TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
このマクロレンズはカメラをやる人の定番のマクロレンズで
発売当初から評判になったレンズです。
フィルム時代からずっと愛用してきたレンズで、その描写力に満足しています。
まずボケ味が柔らかく包み込むような描写をしてくれます。
背景をすっきり写したいときに使用しています。
一方、SIGMA50㎜マクロは少し小さな花やあまりボカさずに
被写界深度を深くしたい時に使用しています。
どちらか一本のマクロレンズで撮影の時は50㎜の方を使うことが多いかな。

DSC_4434.jpg

NIKKOR VR16-35㎜ F4
広角ズームレンズですがお花畑の広がりや背景を写したい時に使用しています。
もちろん広がりのある風景を撮影するにもこのレンズは欠かせません。
素晴らしい描写力でこれまで使った広角レンズの中では群を抜いています。
NikonにはNIKKOR VR14-24㎜ F2.8というすごいレンズがあるのですが
定価272,000円です。どひゃ~ですね。

DSC_0007.jpg

そしてもう一台のカメラがCanon5DⅡです。

もう随分古くなりましたがいまだに愛用しています。
Nikonのカメラばかりを使ってきて、一度はCanonも使ってみたいという
思いから購入したカメラです。
今は改良が加えられて5DⅢから今秋5DⅣの発売があるようです。

実際に使ってみた感想は操作性が良くない、ガッシャと落ちるシャッター音が気に入らない。
など不満が多いのですがCanonレンズの素晴らしさにはまって愛用し続けています。

DSC_0012.jpg

キャノン用のレンズは3本
Canon EF70-200㎜ F4
Canon EF17-40㎜ F4
SIGMA 70㎜マクロ F2.8

いずれも優れた描写のレンズで特に不満はありません。

この中で特にお気に入りのレンズがCanon EF70-200㎜ F4。
もっと優れたレンズでF2.8のものもありますが、1310gと重く
フィールドや山に持ち歩くには重すぎるために、最初からF4に決めて購入しました。
F4のこのレンズは705gなので半分の重さですね。
手持ち撮影も可能なので少し遠くにある花を撮影する時に重宝しています。
というか最近は描写のすばらしさから意識的にこのレンズを使うことが多くなりました。
200㎜の望遠で撮影すると絶妙のボケとどこか温もりのある描写となります。
今の私の花の撮影ではなくてはならないレンズとなっています。

今度はNikonD810の方でも望遠系のレンズが欲しくなっていますが
頃合いを見て購入したいと思っています。

広角ズームのEF17-40㎜も素晴らしい描写で満足できるのですが
Nikon用のNIKKOR VR16-35㎜があるので出番が少なくなってしまいました。
でもいいレンズです。

そして花を撮影するマクロレンズのSIGMA 70㎜マクロ F2.8は
驚くほどシャープに写るレンズでこちらも気に入っています。
70㎜という焦点距離も絶妙でこのマクロレンズ一本でほとんど撮影可能となります。

現在このNikonD810とCanon5DⅡの2台を使い分けしていますが
D810の方でマクロと広角撮影をして、5DⅡの方で望遠撮影しています。
常にこの2台を持ち歩いていて山にも持っていっています。

2台持ち歩くことは重くて大変なんですが、自分のイメージしたように撮影しようと思うと
どうしても2台必要になります。
どちらか1台ということならNikonD810を持っていきますが、
後でCanon5DⅡも持って来ればよかったと後悔することが多いので
どんなことがあっても必ず2台持ち歩くようにしてるんですね。

最後に以前使っていたフィルムカメラを紹介します。

DSC_4440.jpg

最後に使っていたカメラがNikon F100です。
まだ十分に使えるはずですがもう使うことはないだろうなと思います。

デジタルカメラに変わって一番いいことはランニングコストがかからないこと。
フィルムの時はフィルム代と現像代で私の小遣いの90%が消えていきました。
年間にするとすごい金額です。
とってもありがたいデジタルカメラですが、写真としてのディティールは
やっぱりフィルムの方に軍配が上がります。

それでもデジタルカメラの恩恵を受けて写真の幅が大きく広がったことも事実ですね。

今回は私の撮影機材として紹介しましたが
写真にはかなり思い入れがあるので、次はそんなことにも触れてみたいと思います。
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