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愛すべき畑の虫たち [畑の虫や蝶]

自然農では「草も虫も敵とせず」という言葉が使われますが
敵という否定的な言葉を使うより
はじめから「草も虫もお友達」と言った方が
しっくりきます。

特に虫たちにフォーカスしてみると
虫にやられて作物が育たないこともありますが
そもそも害虫も益虫もありません。
害虫だ益虫だと解釈する人はいますが
それはあくまでも受け取り方の問題。

本来存在する命に優劣はなく全て平等なのです。

存在する命には全て役割があって無駄なものは何一つないことを知ると
どんな虫であっても敵ではなくなります。
敵と見るのは自分にとって都合の悪いことが起きるから。
その都合の悪いことも自分の利益を考えて判断してるから。

キャベツが青虫に食われてレースになってしまった。
そら豆がアブラムシにやられて鞘が真っ黒になってしまった。
大豆がカメムシにやられて虫食いだらけだ。

せっかく大事に育てている野菜たちが
虫にやられて収穫に影響が出るのは悔しいですね。

憎っくき虫たちめ!

となります。

私もこれを経験してきました。

でもね、なぜこんなことが起きるんでしょう?
青虫がキャベツを食べるのは当たり前のことでしょ。
好きなんだから。
そこにはなんら問題はありませんよね。
青虫にキャベツを食べてほしくないと思ったり
キャベツを食べる青虫を憎いと思うことの方が問題なのでは?

青虫にキャベツを食べさせないようにしたいなら
不織布をかけるなりして侵入を防げばいいだけのこと。
栽培農家さんのように農薬散布だけはやめようね。
毒を盛ったら青虫さんもそりゃ食べたくないでしょ。

その毒入りまんじゅうをスーパーで売ってるのを
みんな知ってるのに買っていくのはそんなに害がないと錯覚してるだけ。
悪いものを売る訳ないでしょ!という訳。
日本の農薬散布規制が甘いことをもっと知らないとね。

さて青虫とキャベツの話に戻るけど
どうしても自然農でキャベツを育てたいなら
青虫さんに食べさせてあげること。
腹いっぱい食べさせてあげること。
それが我慢できないならキャベツは栽培しないこと。

でもね自分の自然農畑は今年で6年目だけど
青虫に食われてもちゃんとキャベツが玉になって
収穫できるんです。
大きくはないけどちゃんとしたキャベツになります。

青虫に食われない訳ではなくて
食われてもちゃんと育つということなんですね。

なぜか?

青虫の食べ物が他にもあるということと
青虫を捕食する鳥や昆虫もいるから
青虫だけが増えすぎることがない。
と推察しています。

だからいろんな草が畑に生えていることは
とても大切なことなんです。
いろんな虫たちが生きられる環境があれば
自然に生態系のバランスが取れてくると
思っています。

だから草も虫もお友達。

と随分前置きが長くなってしまいましたが
いま畑で見られる虫たちを撮影してみました。
小さな虫たちや動きの速い虫たちは撮影できていませんが
とりあえず今日の午前に撮影した畑の虫たちです。

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