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ナスとキュウリの今 [自然農]

今日から畑の様子を少しずつ紹介していこうと思っていますが
まずはナスとキュウリから。

どちらも家庭菜園ではどうしても作りたい夏野菜ですね。
トマトを加えれば夏野菜の三兄弟と言えるでしょう。

自分で野菜を育てるとき、品種を何にしようか迷うところです。
今ではホームセンターに行けば手軽にしかも安く
野菜の苗を買うことができるので便利ですね。

でも私はホームセンターで苗を買うことはほとんどありません。
それは自然農では不向きな苗が売られているからなんです。

何が不向きかと言うと
F1と言われる交配種がほとんどで種取りしても
来年に繋がらないこと(なぜかはまた別の機会に)。
肥料をやることが前提の野菜であるため自然農の畑に降ろすと
育った条件が違うために成長がよくないこと。

そんなこんなでホームセンターで苗を買うことはほとんどありません。

で苗は基本的には買わなくて
種から育てるというのが自然農では基本中の基本です。
その種は固定種か在来種の種しか使いません。

初めて蒔く時は当然種は購入するわけですが
固定種や在来種を扱う種屋さんから購入します。

そして育てた野菜から種を採取して来年に繋げていくということを繰り返します。
そうすると自分の畑で良く育つオリジナルブランドの野菜に変化してきます。

そんな訳で私がいま育てているナスとキュウリも
種を繋いで4年目になるものです。

ナスは天狗ナスで愛知県の奥三河に伝わる伝統野菜です。
そしてキュウリは八町キュウリで、これは長野県の伝統野菜です。

どちらも他の品種を育てずにこの品種1本で今年はやっています。
理由は圧倒的に美味しいから。

それでは6/9現在の天狗ナスの様子
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成長が非常にゆっくりでようやくここまで育ってくれました。
このところの雨でぐっと力強くなった様子が見てとれます。

固定種や在来種のいいところは
成長がゆっくりでも根張りがよく樹がいつまでも力強いことでしょうか。
そのために遅くまで収穫できます。
株によって成長の早いものや遅いものがあるところもいいですね。
交配種は一律に育ってすぐに終わってしまう傾向があります。

ナスの間にはコンパニオンプランツとして
落花生が植えてあります。
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互いに病気を防ぎ成長を促す働きがあります。
特に夏の暑い時に日照りで土が乾くのを
落花生が広がることによって防いでくれます。

もう少しで一番花が咲き出す気配です。


次は八町キュウリ
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苗の定植後にウリハムシにたかられて少し弱ってしまったのですが
株周りにアルミホイールを敷いてやったら効果があったようで
復活してくれました。

今は成長期なので実がついたものは
早採りして樹の負担を少なくしています。

今日早採りしたもの
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10㎝ちょっとの大きさです。
味はばっちり。
苦みもえぐみもなくジューシーなキュウリです。
こんな風にずんぐりむっくりした姿が八町キュウリです。

たぶん今年も食べきれない程採れるのではと期待しています。


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