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草を刈って畝に敷く [自然農]

自然農では草を利用しながら野菜を育てます。

草は決して敵ではなく野菜づくりのパートナーとして捉えます。
草の根が土を耕してくれます。
その根はやがて微生物たちが分解してくれて養分に変えてくれます。
草が生えていれば土が乾きません。

草マルチは刈った草を畝に敷くことですが
それによって土の乾燥を防ぎ、朽ちればやがて養分になります。
草を敷くことによって次に生えてくる草を抑制することにもなります。

草が生えていれば虫たちの住処を提供できます。
虫がいることによって生物たちの多様性が生まれ
ある野菜が1つの虫によってやられてしまうことも防げます。

自然農では耕すことをしないのも
その多様性を守る目的があるからです。

耕す行為は土の中で営みを続ける微生物たちの住処を
破壊してしまいます。

全てが理にかなった農法だと思うのですが
まだまだ理解される方は少ないようです。

耕して肥料をやって草を生やさないようにして
売られている苗を植えておけば手っ取り早く野菜が育つから
それでいいのでしょう。

でもその方法では自然の中で循環が生まれてきません。
毎年同じように耕さなければならないし、肥料もやらないと
野菜は育ってくれません。
結果、お金も手間もかかるやり方なんだよなあと
思っています。

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