ティピー温室の組み立て

例年なら畑に立ててあるティピーに
ビニールを巻いて温室にしていましたが
今年は畑ではなく庭の一角に新たにティピーを立てて
温室を作りました。

もちろん温室は苗を育てるためのものです。

利用するのは大体4月中旬ごろまででしょうか。

ではざっくりとティピー温室づくりの様子を。

まずは設置する場所に2ｍほどの円を書きます。
支柱の長さが2ｍ40㎝なので。

その円の上に3本の細竹を組みます。


槌で打って固定出来たら
一本ずつ上を紐で固定しながら支柱を増やしていきます。
全部で9本のティピーです。





しっかり固定出来たらビニールを巻きます。
ビニールは3年前に作ったものです。

最初に巻き付けるところは
ハトメで固定できるようにしてあります。


ぐるっと巻いたらペグを打ちます。


入り口はもう1本細竹を用意して
ハトメの穴に紐を通して固定して
入り口をふさぐ形で固定できるようにします。





ここまでできればほぼ完成。
次は中に藁を敷きます。


育苗用のトレーを置く場所だけなので
中央には藁を敷きません。
保温効果が期待できます。

実際にトレーを並べてみます。


まだ今は数が少ないのでべた置きですが
数が増えてきたら数段積めるように工夫します。

そして温湿度計をぶら下げて





しばらくして温度を見てみると
20℃を超えていました。


3月初旬とはいえ温室の中は
昼間にはかなり高温になります。
20～25℃くらいで管理できるといいのですが
じっと見ている訳にはいかないので
高温になりそうな日は入り口を開けて
温度調整します。

今年も種を蒔いて育苗を始める時期がやってきました。
ワクワクしてきます。


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ナズナとタンポポと菜の花そしてツクシ

ナズナとタンポポと菜の花そしてツクシと聞けば
春の野草であることは分かりますね。

どれも道端や川原などに溢れているので
お馴染みのものばかり。

でも春だなあと眺めているだけではもったいない話。
私にとっては春のご馳走。

ちょうど畑の野菜が少なくなる時なので
こんなにありがたいことはない。
そんな風に思っています。

ここ数日の間に食べたこれらの野草料理を紹介します。
どれもシンプルな料理ですがとても美味しい。
しかもビタミンやミネラルなどは野菜に勝ります。

タンポポ（トウカイタンポポ）


タンポポは葉も花も食べられますが
若くて新鮮なものがいいですね。

水洗いしてから写真を撮ったので花がくたっとしてしまいました。

普段はサラダで食べることが多いのですが
今回は卵とじ。


少し苦みがあって美味しいですよ。

次は菜の花（セイヨウアブラナ）


よく似たカラシナも一緒に生えていることが多いのですが
セイヨウアブラナの方が美味しいですよ。


昨日は家内と二人で摘んできました。
合わせて1.2㎏。
しばらくは菜の花料理です。

菜の花はお浸しや油炒めが簡単で美味しいですね。
いろんな料理にトッピングすれば春のプレートとなります。








お雛様に合わせて作ったちらし寿司にトッピング


ナズナ


道端に生えているものは美味しそうなものが少ないようです。
お勧めは畑や空き地の草むらなどで
葉が瑞々しいものがいいですね。
花茎が立ってぺんぺん草になってしまったものは固いので
若いものを採るといいですよ。
若いものなら根も一緒に引き抜いて
細かく刻んで料理するととても香りがよくなります。

我が家の定番はナズナご飯


美味しすぎて食べすぎてしまいます。

この上に土筆をトッピングすればまさに最強ご飯。


ツクシは卵とじや天ぷらなども美味しいですが
ツクシ本来の味が薄れるので
お勧めは醤油みりん炒め。
ツクシの美味さは胞子にあるので
あく抜きと称して念入りに水洗いしたり
水に浸けたりは絶対にしないこと。
胞子が流れてしまいます。
埃を落とすためにさっと水洗いするだけで十分。



袴を取るのが面倒なツクシですが
私は山菜の中で一番好きなので苦になりません。


今日のところはこれだけですが
春の野草料理はまだまだあるしこれからです。
また紹介したいと思います。


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