SSブログ

小さな春キャベツ [自然農]

自然農でキャベツが立派にできるようになったら
大したもんだと言われたことがありますが、
自分でもそう思っています。

慣行農法でキャベツを栽培している農家さんが
キャベツに撒く農薬は半端じゃないですからね。
育苗段階でも数種類の農薬が使われ
青虫対策としてたっぷりの農薬が散布されます。

つまり農薬をたっぷりやらないと上手く育たないことを
物語っています。
上手くと言うか大きくて形の良い売れるキャベツにならないと
いうことなのでしょう。

自然農でキャベツを育てる場合は
農薬をやらないことはもちろんですが
虫対策は不織布を被せることくらいでしょうか。

それでも結構虫に食われるものなんです。
なぜか?キャベツが美味しいからなんですね。

じゃあ栽培されている広大なキャベツ畑を見て下さい。
虫一匹いないですから。
つまり虫が食べないキャベツを作っている訳です。
虫を殺したから食べられないのではなく
虫も食わない異常なキャベツを育てているのです。

そのキャベツが市場に出回って
スーパーで売られていることを知ると
とても買う気にはなれませんよね。

出荷する時までに残留農薬は軽減されて
人体に問題はないと言われていますが本当でしょうか。

日本の農薬の基準が世界的に見ても
甘いことも知らなくてはなりません。

まあキャベツだけでなく他の野菜も大なり小なり
同じようなことが行われているのが実情です。

で、私の畑の春キャベツ。
不織布も掛けずに青虫さんに食わせたい放題。
お陰で葉はレース模様になってぼろぼろ。
当然と言えば当然ですが
これで諦めてはいけないのです。

キャベツは寒さに強い野菜ですから
青虫さんのいなくなる冬に少しずつ復活をしてきます。

そして春を迎えると小さくても食べられるキャベツが出来るという訳。

そもそも手をかけないと育たないような野菜は
作らなくていいというのが私の持論。

だから私の畑で育ちたいなら
自分の意志で育ってみろと野菜たちに
言い聞かせています。

本当のところは元気に育ってねと
優しく語りかけていますけど。
でも甘やかさないというのがモットーです。

長くなりましたが
今日採れた小さな春キャベツ
IMG_2251.jpg

畑ではこんな状態
IMG_2254.jpg

お昼に卵と炒めて頂きました。
小さくてもキャベツ。
めっちゃ美味しかったですよ。
IMG_2256.jpg


ブログランキングに参加しています。
ぽちっとしていただけると嬉しいです。


自然農法ランキング
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。