50㎜マクロの世界 [撮影]
野草の撮影をする時、マクロレンズは欠かせません。
花のクローズアップをしたり、小さな花を接写したりする時には
なくてはならないレンズですね。
ササユリやコスモスのように比較的大きな花ならマクロレンズは必要ありませんが、
ヒメウズやツメクサ等のような数ミリの花はマクロレンズがないと
表情を写しとめることができません。
トウゴクサバノオやヤマルリソウやハナネコノメなどの魅力的な花も
マクロレンズの出番となります。
一概には言えませんが1cm以下の花はマクロレンズの登場が多くなります。
ではどんなマクロレンズを使ったらいいのでしょう?
標準マクロと言われる焦点距離50㎜前後のものか、
中望遠マクロと言われる100㎜前後のものか、
それとも180㎜や200㎜の望遠マクロなのか、
はたまた35㎜以下の広角マクロか、
マクロレンズにも色々あります。
それぞれ特徴があって使い分けるととても面白いものです。
同じ被写体でもレンズを使い分けると様々な表情の撮影が可能となります。
ちなみに私が持っているマクロレンズは
SIGMA 50㎜マクロ F2.8
SIGMA 70㎜マクロ F2.8
TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
広角と望遠はマクロレンズを持ち合わせていませんが
代用として広角系は
NIKKOR VR16-35㎜ F4
望遠系は
Canon EF70-200㎜ F4
を使用しています。
それぞれ個性的でお気に入りのレンズですが
ここでは50㎜マクロの世界を紹介したいと思います。
写真はクリックすると拡大します。
まずはいま咲いているミゾソバから。
いろんなタイプがあって花の色の濃いものから薄い色まで
生える場所や地域によって違いがあります。
また花の開きもよく開くものもあればあまり開かないものもあります。
このミゾソバは花の色がとても美しいですね。
花被の縁がグラデーションに染まる濃いピンク色がなんとも言えません。
雄しべの白い葯も素敵です。
蕾も美しいですね。
この場面を引き出すために選んだレンズが50㎜マクロでした。
90㎜マクロも持っていましたが、90㎜ではこのように接写をした場合
被写界深度が浅いためピントの浅いぼやっとした写真になりかねません。
こんな時こそ50㎜マクロの出番だと個人的には思っています。
次は先のミゾソバのすぐそばに咲いていたボントクタデ。
花は数ミリしかなく、しかもまばらにしか花を咲かせないので
とても撮影しにくいのですが、
あえて50㎜マクロで花の接写をしてみました。
花の表情も分かるしボケもいい感じではないでしょうか。
この手の小さな花の接写は最近のコンデジでは簡単に撮影できるものが多く
びっくりするほど鮮明に大きく写せるようになってきました。
すごいなあと欲しくもなってくるのですが、
今のところ自分のスタイルを貫いています。
さて次はジュズダマ。
実に糸を通して数珠を作った懐かしい野草です。
壺形の鞘の中から白い柱頭が飛び出している様子が面白くて
接写しました。
こんな様子も50㎜マクロならではの世界だと思っています。
これはキカラスウリの花です。
レース状に広がる様子がとても面白い花です。
本当はもっときれいに広がっていたはずですが、
少ししぼんできています。
キカラスウリの花を撮影していたら
アマガエルがいることに気づきました。
逃げる様子もないので撮らせてもらいました。
50㎜マクロでの接写ですからカエルにかなり接近しています。
それでも逃げずにじっとポーズを取ってくれていました。
こんな場面は望遠マクロで撮影するのが定番ですが、
まあ逃げなかったので良かったですね。
目だけにピントを合わせて撮っています。
ボケも50㎜マクロらしいボケになっています。
少し引いてアマガエルとキカラスウリを一緒に入れました。
望遠マクロですと、もっと圧縮された描写になり
この写真のように実際に見ているようなディティールとは
違った写真になります。
これは好き好きですし、その時の感覚で変わるものだと思っています。
最後はシロバナサクラタデ。
以前は近所の道端にいくらでも生えていましたが
最近は少なくなってきました。
小さな花ですが一つ一つの花を見ると
とても美しく、サクラの名がつくのも頷けます。
いかがでしたでしょうか?
50㎜マクロレンズの世界を堪能していただけましたでしょうか?
本当はもう少しいろんな場面を集めてみたかったのですが、
昨日(10/10)散歩がてらに撮影した写真ですのでネタはこれだけです。
次は90㎜マクロレンズの紹介もしてみたいと思っています。
50㎜マクロとは違った世界が広がります。
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花のクローズアップをしたり、小さな花を接写したりする時には
なくてはならないレンズですね。
ササユリやコスモスのように比較的大きな花ならマクロレンズは必要ありませんが、
ヒメウズやツメクサ等のような数ミリの花はマクロレンズがないと
表情を写しとめることができません。
トウゴクサバノオやヤマルリソウやハナネコノメなどの魅力的な花も
マクロレンズの出番となります。
一概には言えませんが1cm以下の花はマクロレンズの登場が多くなります。
ではどんなマクロレンズを使ったらいいのでしょう?
標準マクロと言われる焦点距離50㎜前後のものか、
中望遠マクロと言われる100㎜前後のものか、
それとも180㎜や200㎜の望遠マクロなのか、
はたまた35㎜以下の広角マクロか、
マクロレンズにも色々あります。
それぞれ特徴があって使い分けるととても面白いものです。
同じ被写体でもレンズを使い分けると様々な表情の撮影が可能となります。
ちなみに私が持っているマクロレンズは
SIGMA 50㎜マクロ F2.8
SIGMA 70㎜マクロ F2.8
TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
広角と望遠はマクロレンズを持ち合わせていませんが
代用として広角系は
NIKKOR VR16-35㎜ F4
望遠系は
Canon EF70-200㎜ F4
を使用しています。
それぞれ個性的でお気に入りのレンズですが
ここでは50㎜マクロの世界を紹介したいと思います。
写真はクリックすると拡大します。
まずはいま咲いているミゾソバから。
いろんなタイプがあって花の色の濃いものから薄い色まで
生える場所や地域によって違いがあります。
また花の開きもよく開くものもあればあまり開かないものもあります。
このミゾソバは花の色がとても美しいですね。
花被の縁がグラデーションに染まる濃いピンク色がなんとも言えません。
雄しべの白い葯も素敵です。
蕾も美しいですね。
この場面を引き出すために選んだレンズが50㎜マクロでした。
90㎜マクロも持っていましたが、90㎜ではこのように接写をした場合
被写界深度が浅いためピントの浅いぼやっとした写真になりかねません。
こんな時こそ50㎜マクロの出番だと個人的には思っています。
次は先のミゾソバのすぐそばに咲いていたボントクタデ。
花は数ミリしかなく、しかもまばらにしか花を咲かせないので
とても撮影しにくいのですが、
あえて50㎜マクロで花の接写をしてみました。
花の表情も分かるしボケもいい感じではないでしょうか。
この手の小さな花の接写は最近のコンデジでは簡単に撮影できるものが多く
びっくりするほど鮮明に大きく写せるようになってきました。
すごいなあと欲しくもなってくるのですが、
今のところ自分のスタイルを貫いています。
さて次はジュズダマ。
実に糸を通して数珠を作った懐かしい野草です。
壺形の鞘の中から白い柱頭が飛び出している様子が面白くて
接写しました。
こんな様子も50㎜マクロならではの世界だと思っています。
これはキカラスウリの花です。
レース状に広がる様子がとても面白い花です。
本当はもっときれいに広がっていたはずですが、
少ししぼんできています。
キカラスウリの花を撮影していたら
アマガエルがいることに気づきました。
逃げる様子もないので撮らせてもらいました。
50㎜マクロでの接写ですからカエルにかなり接近しています。
それでも逃げずにじっとポーズを取ってくれていました。
こんな場面は望遠マクロで撮影するのが定番ですが、
まあ逃げなかったので良かったですね。
目だけにピントを合わせて撮っています。
ボケも50㎜マクロらしいボケになっています。
少し引いてアマガエルとキカラスウリを一緒に入れました。
望遠マクロですと、もっと圧縮された描写になり
この写真のように実際に見ているようなディティールとは
違った写真になります。
これは好き好きですし、その時の感覚で変わるものだと思っています。
最後はシロバナサクラタデ。
以前は近所の道端にいくらでも生えていましたが
最近は少なくなってきました。
小さな花ですが一つ一つの花を見ると
とても美しく、サクラの名がつくのも頷けます。
いかがでしたでしょうか?
50㎜マクロレンズの世界を堪能していただけましたでしょうか?
本当はもう少しいろんな場面を集めてみたかったのですが、
昨日(10/10)散歩がてらに撮影した写真ですのでネタはこれだけです。
次は90㎜マクロレンズの紹介もしてみたいと思っています。
50㎜マクロとは違った世界が広がります。
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2016-10-11 10:30
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