胡桃・クランベリー・イチジクパン [パン焼き]
今日は私が最もよく焼いているパンの紹介。
胡桃・クランベリー・イチジクパン。
見た目もいいし味は自分で言うのもなんですが
ずばり美味しいです。
作り方で特に凝ったところもないし、
誰が作っても美味しく焼けるお勧めのパンです。
レシピの紹介の前に焼きあがったパンの画像をどうぞ。
美味しそうでしょ?
クランベリーの酸味と胡桃の香ばしさと
イチジクのプチプチとした食感が絶妙です。
焼き立てはふわふわ熱々でもちろん美味しいし、
冷えてもとても美味しいです。
車中泊を何泊もする時やテント泊で山に出かける時も
必ずこのパンを焼いて持っていきます。
朝、熱いコーヒーと一緒に食べると、もうそれだけで幸せです。
では作り方をざっくりと紹介しましょう。
まず小麦粉ですが、
強力粉だけで焼いてもいいのですが、
私は全粒粉パンが好きなので
強力粉と全粒粉を半々に入れます。
全粒粉パンとして紹介されている場合の最も多い割合は
強力粉2に対し全粒粉1ですが、
この割合は好き好きですので好みに合わせてブレンドすればいいでしょう。
また強力粉だけで焼けば白くてふわふわのパンに仕上がります。
いつもは小麦粉300gで焼くことが多いのですが
今回は少し多めにと思って400gで焼きました。
では材料です。
強力粉 200g
全粒粉 200g
ドライイースト 7g
塩 6g
砂糖 25g
水 220g
バター 30g
胡桃 適量
クランベリー 適量
乾燥イチジク 適量
強力粉、全粒粉、ドライイースト、塩、砂糖を入れて
かき混ぜた状態です。
それぞれの分量は計量器で量っていますが、
アバウトでも気にしなくていいです。
私も毎回微妙に分量が違いますので。
大切なのは水の量。
多すぎるとべちょべちょになって生地が捏ねられないし、
少ないとぱさぱさでまとまりません。
ホームベーカリーを使えば機械が勝手に生地を捏ねてくれるので
簡単そうですが、やはり水の量を間違えると美味しいパンに仕上がらないので
正確に計量して入れた方がいいでしょう。
但し粉によって水の量が変わるんですね。
ここが微妙なところです。
いつも同じ粉を使って水の量が安定していればいいのですが、
初めて使う強力粉や全粒粉の場合、
手で捏ねていると違いがあることがよくわかります。
私が初めの頃に使っていた強力粉では
強力粉300gに対して水180ccでしたが、
今のものは水165ccですからかなり違いがあると言えます。
これが生地をざっくり捏ねて大体ひとまとまりになったところです。
そこにバターを投入します。
バターは常温であらかじめ柔らかくしておいてください。
そしてバターが生地になじむまでしっかりと捏ね上げます。
実はバターを使うことは少なくて普段はオリーブオイルを使っています。
今回はブログ公開のために特別バージョンです。
捏ねあがった生地がこちら。
全粒粉らしいプチプチした感じがいいですね。
これをボールに入れラップをして一次発酵させます。
発酵させるには30℃くらいの温度がいいのですが、
私のやり方は小さめの鍋に50℃くらいのお湯を入れて
その上に生地を入れてラップをしたボールを乗せておきます。
こんな感じです。
冬の寒い季節は湯たんぽにお湯を入れて、タオルで巻いてから
少し大きめのジャグの中に入れ、その上に生地を入れたボールを乗せて
蓋をしています。
一次発酵は1時間くらいでしょうか。
捏ね終わった時の倍くらいの大きさに膨らんでいれば大丈夫です。
こんな感じに膨らみました。
イースト菌の働きは偉大ですね。
そしてこの生地をテーブルの上に置き
全体を手で押しながらガス抜きをします。
でもここで生地を大きく広げていくので
自然にガス抜きはできてしまいます。
この時、無理に広げようとするのではなく、
優しくゆっくりと伸ばしていきましょう。
そして楽しくて感動する時間帯がやってきます。
胡桃、クランベリー、イチジクをびっしりと敷き詰めていきましょう。
遠慮はいりません。
好きなだけ好きなように敷き詰めちゃいましょう。
敷き詰めるほど幸せが大きく広がっていきます。
以前はここにレーズンも投入しましたが、
食べてみるとレーズンの個性があまり感じられないので
今はこの3種類が定番となっています。
そして敷き詰めたら下からくるくると巻いていきます。
少しきつめに巻いた方がいいでしょう。
巻き終わったらこれを半分に切ります。
300gの場合は太めの1本で焼けますが、
400gとなると長くて自宅のレンジの中に納まりきらないので
2本に切っています。
そして端を綺麗にまとめてラップをかけて二次発酵に移ります。
二次発酵は15~20分くらい。
これが二次発酵が終わったところなんですが、
ここで手順を一つ間違えていました。
二次発酵をさせる前に生地の表面に強力粉を振って
クープを入れておくはずでしたが、それを忘れて
発酵後に粉を振ってクープを入れています。
手順通りならクープがもう少し開いているはずです。
ブログを書こうと思って緊張していたかな?
そんなことはないですね。
いつも焼いていると言ってもこんなもんです。
そしていよいよ焼きに入ります。
うまく焼けるといいなといつも思います。
祈りを込めてレンジの中に投入します。
その前にレンジはあらかじめ200℃で予熱してあります。
そして焼く時間は220℃で20分。
これも適当です。
その日によって微妙に変えちゃうんですが
その日の気分ということで。
後はスタートを押して焼きあがるのを待つだけです。
そして焼き上がりです。
扉を開ける瞬間がたまりません。
焼き立てパンの香りが部屋いっぱいに広がって
幸せも部屋中に広がっていきます。
焼きあがったら外に出して
すぐに食べてみたい気持ちを抑えて
自然に冷めるのを待ちます。
そしてまだ温もりのある頃合いを見計らって
包丁を入れます。
この瞬間がたまりません。
そして切り口を急いで見ます。
毎回同じように作っていても、
切り口に浮かぶ果実たちの表情が毎回違うんですね。
胡桃とクランベリーとイチジクがどのように配置されて
どんなバランスになっているか。
それを眺めるのも大きな楽しみなんですね。
そう1枚1枚の切り口は全部違うんですから。
なんだか野草を見る時と同じような感覚になっている自分がいます。
今回も美味しいパンが焼けて満足しています。
簡単でとっても美味しいので是非焼いてみてくださいね。
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胡桃・クランベリー・イチジクパン。
見た目もいいし味は自分で言うのもなんですが
ずばり美味しいです。
作り方で特に凝ったところもないし、
誰が作っても美味しく焼けるお勧めのパンです。
レシピの紹介の前に焼きあがったパンの画像をどうぞ。
美味しそうでしょ?
クランベリーの酸味と胡桃の香ばしさと
イチジクのプチプチとした食感が絶妙です。
焼き立てはふわふわ熱々でもちろん美味しいし、
冷えてもとても美味しいです。
車中泊を何泊もする時やテント泊で山に出かける時も
必ずこのパンを焼いて持っていきます。
朝、熱いコーヒーと一緒に食べると、もうそれだけで幸せです。
では作り方をざっくりと紹介しましょう。
まず小麦粉ですが、
強力粉だけで焼いてもいいのですが、
私は全粒粉パンが好きなので
強力粉と全粒粉を半々に入れます。
全粒粉パンとして紹介されている場合の最も多い割合は
強力粉2に対し全粒粉1ですが、
この割合は好き好きですので好みに合わせてブレンドすればいいでしょう。
また強力粉だけで焼けば白くてふわふわのパンに仕上がります。
いつもは小麦粉300gで焼くことが多いのですが
今回は少し多めにと思って400gで焼きました。
では材料です。
強力粉 200g
全粒粉 200g
ドライイースト 7g
塩 6g
砂糖 25g
水 220g
バター 30g
胡桃 適量
クランベリー 適量
乾燥イチジク 適量
強力粉、全粒粉、ドライイースト、塩、砂糖を入れて
かき混ぜた状態です。
それぞれの分量は計量器で量っていますが、
アバウトでも気にしなくていいです。
私も毎回微妙に分量が違いますので。
大切なのは水の量。
多すぎるとべちょべちょになって生地が捏ねられないし、
少ないとぱさぱさでまとまりません。
ホームベーカリーを使えば機械が勝手に生地を捏ねてくれるので
簡単そうですが、やはり水の量を間違えると美味しいパンに仕上がらないので
正確に計量して入れた方がいいでしょう。
但し粉によって水の量が変わるんですね。
ここが微妙なところです。
いつも同じ粉を使って水の量が安定していればいいのですが、
初めて使う強力粉や全粒粉の場合、
手で捏ねていると違いがあることがよくわかります。
私が初めの頃に使っていた強力粉では
強力粉300gに対して水180ccでしたが、
今のものは水165ccですからかなり違いがあると言えます。
これが生地をざっくり捏ねて大体ひとまとまりになったところです。
そこにバターを投入します。
バターは常温であらかじめ柔らかくしておいてください。
そしてバターが生地になじむまでしっかりと捏ね上げます。
実はバターを使うことは少なくて普段はオリーブオイルを使っています。
今回はブログ公開のために特別バージョンです。
捏ねあがった生地がこちら。
全粒粉らしいプチプチした感じがいいですね。
これをボールに入れラップをして一次発酵させます。
発酵させるには30℃くらいの温度がいいのですが、
私のやり方は小さめの鍋に50℃くらいのお湯を入れて
その上に生地を入れてラップをしたボールを乗せておきます。
こんな感じです。
冬の寒い季節は湯たんぽにお湯を入れて、タオルで巻いてから
少し大きめのジャグの中に入れ、その上に生地を入れたボールを乗せて
蓋をしています。
一次発酵は1時間くらいでしょうか。
捏ね終わった時の倍くらいの大きさに膨らんでいれば大丈夫です。
こんな感じに膨らみました。
イースト菌の働きは偉大ですね。
そしてこの生地をテーブルの上に置き
全体を手で押しながらガス抜きをします。
でもここで生地を大きく広げていくので
自然にガス抜きはできてしまいます。
この時、無理に広げようとするのではなく、
優しくゆっくりと伸ばしていきましょう。
そして楽しくて感動する時間帯がやってきます。
胡桃、クランベリー、イチジクをびっしりと敷き詰めていきましょう。
遠慮はいりません。
好きなだけ好きなように敷き詰めちゃいましょう。
敷き詰めるほど幸せが大きく広がっていきます。
以前はここにレーズンも投入しましたが、
食べてみるとレーズンの個性があまり感じられないので
今はこの3種類が定番となっています。
そして敷き詰めたら下からくるくると巻いていきます。
少しきつめに巻いた方がいいでしょう。
巻き終わったらこれを半分に切ります。
300gの場合は太めの1本で焼けますが、
400gとなると長くて自宅のレンジの中に納まりきらないので
2本に切っています。
そして端を綺麗にまとめてラップをかけて二次発酵に移ります。
二次発酵は15~20分くらい。
これが二次発酵が終わったところなんですが、
ここで手順を一つ間違えていました。
二次発酵をさせる前に生地の表面に強力粉を振って
クープを入れておくはずでしたが、それを忘れて
発酵後に粉を振ってクープを入れています。
手順通りならクープがもう少し開いているはずです。
ブログを書こうと思って緊張していたかな?
そんなことはないですね。
いつも焼いていると言ってもこんなもんです。
そしていよいよ焼きに入ります。
うまく焼けるといいなといつも思います。
祈りを込めてレンジの中に投入します。
その前にレンジはあらかじめ200℃で予熱してあります。
そして焼く時間は220℃で20分。
これも適当です。
その日によって微妙に変えちゃうんですが
その日の気分ということで。
後はスタートを押して焼きあがるのを待つだけです。
そして焼き上がりです。
扉を開ける瞬間がたまりません。
焼き立てパンの香りが部屋いっぱいに広がって
幸せも部屋中に広がっていきます。
焼きあがったら外に出して
すぐに食べてみたい気持ちを抑えて
自然に冷めるのを待ちます。
そしてまだ温もりのある頃合いを見計らって
包丁を入れます。
この瞬間がたまりません。
そして切り口を急いで見ます。
毎回同じように作っていても、
切り口に浮かぶ果実たちの表情が毎回違うんですね。
胡桃とクランベリーとイチジクがどのように配置されて
どんなバランスになっているか。
それを眺めるのも大きな楽しみなんですね。
そう1枚1枚の切り口は全部違うんですから。
なんだか野草を見る時と同じような感覚になっている自分がいます。
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簡単でとっても美味しいので是非焼いてみてくださいね。
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2016-10-02 16:02
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