プルーンジャムを作ってみよう [ジャム作り]
昨年自然農を学ぶために安曇野に毎月通いました。
自宅から下道で5時間かかります。
高速を使えば3時間半なのですが、リタイヤして無職の私には
高速を使うなんてとんでもない!
のんびりとろとろと車を走らせていけば5時間後にはちゃんと着くんですから。
高速道路利用は時間を買う行為、時間がたっぷりある私には必要ないですね。
自然農の学び期間は3月~12月までの10ヶ月間。
一泊二日の研修なので仲間とは寝泊まりしながら行動を共にしました。
参加者は15名、女性が10名男性が5名という内訳です。
予想外に女性が多いことに驚きました。
やはり食に関する関心は女性の方が高いし敏感なのではと思っています。
年齢は女性は30代~40代が多く、男性は40代~60代でした。
ここでそっと打ち明けると私が最高齢の受講者だったんです。
え!そんな!びっくり!
私のように定年退職をして、これから土いじりをしてみようという
おっさんやおばさんばかりだと思っていたら全く違いました。
参加者の年齢幅はありましたが、毎月顔を合わせて一緒に学んでいると
いつしか気心も知れて仲良くなるものです。
そんな訳で12月の最後の時は別れを惜しんだものです。
そして今年、メンバーの何人かはお醤油づくりの研修で集まったり
うまい酒が手に入ったから集まらないかというお誘いなどを受けて
個人的には再会を楽しんでおりましたが、
ついに自然農同窓会開催のお達しがありました。
二つ返事で参加の手を挙げたのは言うまでもありません。
開催場所は参加者の男性が営む塩尻にある研修旅館(陽だまりの家)。
ここは農業の体験学習もできるので自然農の同窓会をやるには絶好の場所。
しかも仲間の経営。
ここでプルーンの収穫と箱詰め作業も体験させてもらいました。
古木のプルーンの木が何十本もあって収穫は一つ一つ手で丁寧にもぎ取るので
なかなか大変な作業です。
傷のある物、熟れすぎたもの、小さいもの等は売り物にならないので
選別も必要となります。
と言う訳で売り物にならないものを一杯頂いてきました。
やっとプルーンのお話ができるところまでやってきました。
前置きが長かったですね。
でもいきなりプルーンジャムの話ではいきさつがわからないからね。
と言うことでたくさん頂いてきたプルーンをどうするか?
実はもらってくる時からジャムを作りたいと思っていました。
生で食べるのも当然美味しいのですが食べきれませんし、
傷むのも早いですからね。
ではプルーンジャムはどうやって作るか?調べてみました。
調べてみると簡単です。
洗って種を取り、砂糖を入れて煮込むだけ。
後は瓶に詰めて完成。
どうです、簡単ですよね。
早速作り始めてみました。
早くしないと傷んでしまいますからね。
これが頂いてきたプルーンの一部です。
どこが売り物にならないの?と思えるほど大きくていいプルーンです。
軸を取ってプルーンの実を上下に指で押しつぶすと
ぱかって割れます。そうすれば簡単に種を取り出すことができます。
調べたページではナイフで実を割って種を取り出すと書いてありましたが、
そんな面倒なことをする必要はありません。
指で押しつぶすだけで簡単に割れます。
どうせ煮込んで原形をとどめないところまでぐつぐつやるんですからね。
種を取った実を鍋に入れて砂糖を投入します。
砂糖は好みでいいかと思いますが、我が家には白砂糖というものがないので
粗糖を入れました。
精製された白砂糖は何かと問題もあるし甘みもくどいですからね。
三温糖、粗糖、黒糖しか我が家にはありません。
砂糖を入れる量はレシピでは果肉の40~50%となっていましたが、
ちょっと入れすぎではという見解で無視して適当に入れました。
これくらい入れると出来上がったジャムが腐りにくいということですが、
色々と調べていくと砂糖を入れないでも自然な味のジャムになると書いてあったので
適当にしました。腐るのが心配なら冷凍保存すればいいしね。
そもそも果肉が何キロあったか量ってなかったのでどんな比率で入れたかは不明です。
おおよその見解では果肉は3㎏くらいで砂糖は600gくらいでしょうか。
レシピよりかなり少なめですが、甘すぎるよりいいかということで
早速煮込みにかかりました。
とその前に、砂糖を入れてから2時間ほどそのまま置きます。
その方が砂糖がプルーンの果肉から水分を引き出してくれて
煮込みやすくなります。また焦げ付きにくくなります。
煮込み始めるとすぐにしっとりとしてきます。
弱火でかき混ぜながらじっくりと煮込むのがこつです。
しばらく煮込むとこんな感じになってきました。
水が出てひたひたになって原形が崩れてきました。
甘いいい香りがします。
ここでちょっと失敗。
かき混ぜながらやっていたつもりですが、底のかき混ぜ方が甘かったようで
なべ底のプルーンの皮が少し焦げてしまいました。
かき混ぜるのはくれぐれも底までしっかりとかき混ぜてください。
そして水分もかなり飛んでトロトロ状態になった様子です。
ここまでくればほぼ煮込み終了。
かなり赤くなりました。
これを冷まして瓶に詰めれば完成なんですが、
熱湯消毒した瓶に詰めればいいだけだと思っていたら
家内からちゃうちゃうと指摘が。
長期保存できるようにするためには、冷まさずに熱いうちに瓶に詰め
(もちろん瓶はあらかじめ熱湯消毒しておきます)
そのままさらに熱湯消毒するといいとか。
そして出来上がったものがこれ。
砂糖は少なめのはずですが、結構甘いし酸味とのバランスも絶妙な味です。
うっま!
思わず叫んでしまいました。
家内も絶賛してくれました。
そして完成したジャムは5瓶。
瓶がバラバラなのが手作り感があっていいじゃないですか。
明日の朝は自前の焼き立てパンに、このプルーンジャムをつけて
食べてみようと思います。
絶対にうまいはず。
最近はなんでも自分でやってみたくてしかたないですね。
これが自由人の特権かも。
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自宅から下道で5時間かかります。
高速を使えば3時間半なのですが、リタイヤして無職の私には
高速を使うなんてとんでもない!
のんびりとろとろと車を走らせていけば5時間後にはちゃんと着くんですから。
高速道路利用は時間を買う行為、時間がたっぷりある私には必要ないですね。
自然農の学び期間は3月~12月までの10ヶ月間。
一泊二日の研修なので仲間とは寝泊まりしながら行動を共にしました。
参加者は15名、女性が10名男性が5名という内訳です。
予想外に女性が多いことに驚きました。
やはり食に関する関心は女性の方が高いし敏感なのではと思っています。
年齢は女性は30代~40代が多く、男性は40代~60代でした。
ここでそっと打ち明けると私が最高齢の受講者だったんです。
え!そんな!びっくり!
私のように定年退職をして、これから土いじりをしてみようという
おっさんやおばさんばかりだと思っていたら全く違いました。
参加者の年齢幅はありましたが、毎月顔を合わせて一緒に学んでいると
いつしか気心も知れて仲良くなるものです。
そんな訳で12月の最後の時は別れを惜しんだものです。
そして今年、メンバーの何人かはお醤油づくりの研修で集まったり
うまい酒が手に入ったから集まらないかというお誘いなどを受けて
個人的には再会を楽しんでおりましたが、
ついに自然農同窓会開催のお達しがありました。
二つ返事で参加の手を挙げたのは言うまでもありません。
開催場所は参加者の男性が営む塩尻にある研修旅館(陽だまりの家)。
ここは農業の体験学習もできるので自然農の同窓会をやるには絶好の場所。
しかも仲間の経営。
ここでプルーンの収穫と箱詰め作業も体験させてもらいました。
古木のプルーンの木が何十本もあって収穫は一つ一つ手で丁寧にもぎ取るので
なかなか大変な作業です。
傷のある物、熟れすぎたもの、小さいもの等は売り物にならないので
選別も必要となります。
と言う訳で売り物にならないものを一杯頂いてきました。
やっとプルーンのお話ができるところまでやってきました。
前置きが長かったですね。
でもいきなりプルーンジャムの話ではいきさつがわからないからね。
と言うことでたくさん頂いてきたプルーンをどうするか?
実はもらってくる時からジャムを作りたいと思っていました。
生で食べるのも当然美味しいのですが食べきれませんし、
傷むのも早いですからね。
ではプルーンジャムはどうやって作るか?調べてみました。
調べてみると簡単です。
洗って種を取り、砂糖を入れて煮込むだけ。
後は瓶に詰めて完成。
どうです、簡単ですよね。
早速作り始めてみました。
早くしないと傷んでしまいますからね。
これが頂いてきたプルーンの一部です。
どこが売り物にならないの?と思えるほど大きくていいプルーンです。
軸を取ってプルーンの実を上下に指で押しつぶすと
ぱかって割れます。そうすれば簡単に種を取り出すことができます。
調べたページではナイフで実を割って種を取り出すと書いてありましたが、
そんな面倒なことをする必要はありません。
指で押しつぶすだけで簡単に割れます。
どうせ煮込んで原形をとどめないところまでぐつぐつやるんですからね。
種を取った実を鍋に入れて砂糖を投入します。
砂糖は好みでいいかと思いますが、我が家には白砂糖というものがないので
粗糖を入れました。
精製された白砂糖は何かと問題もあるし甘みもくどいですからね。
三温糖、粗糖、黒糖しか我が家にはありません。
砂糖を入れる量はレシピでは果肉の40~50%となっていましたが、
ちょっと入れすぎではという見解で無視して適当に入れました。
これくらい入れると出来上がったジャムが腐りにくいということですが、
色々と調べていくと砂糖を入れないでも自然な味のジャムになると書いてあったので
適当にしました。腐るのが心配なら冷凍保存すればいいしね。
そもそも果肉が何キロあったか量ってなかったのでどんな比率で入れたかは不明です。
おおよその見解では果肉は3㎏くらいで砂糖は600gくらいでしょうか。
レシピよりかなり少なめですが、甘すぎるよりいいかということで
早速煮込みにかかりました。
とその前に、砂糖を入れてから2時間ほどそのまま置きます。
その方が砂糖がプルーンの果肉から水分を引き出してくれて
煮込みやすくなります。また焦げ付きにくくなります。
煮込み始めるとすぐにしっとりとしてきます。
弱火でかき混ぜながらじっくりと煮込むのがこつです。
しばらく煮込むとこんな感じになってきました。
水が出てひたひたになって原形が崩れてきました。
甘いいい香りがします。
ここでちょっと失敗。
かき混ぜながらやっていたつもりですが、底のかき混ぜ方が甘かったようで
なべ底のプルーンの皮が少し焦げてしまいました。
かき混ぜるのはくれぐれも底までしっかりとかき混ぜてください。
そして水分もかなり飛んでトロトロ状態になった様子です。
ここまでくればほぼ煮込み終了。
かなり赤くなりました。
これを冷まして瓶に詰めれば完成なんですが、
熱湯消毒した瓶に詰めればいいだけだと思っていたら
家内からちゃうちゃうと指摘が。
長期保存できるようにするためには、冷まさずに熱いうちに瓶に詰め
(もちろん瓶はあらかじめ熱湯消毒しておきます)
そのままさらに熱湯消毒するといいとか。
そして出来上がったものがこれ。
砂糖は少なめのはずですが、結構甘いし酸味とのバランスも絶妙な味です。
うっま!
思わず叫んでしまいました。
家内も絶賛してくれました。
そして完成したジャムは5瓶。
瓶がバラバラなのが手作り感があっていいじゃないですか。
明日の朝は自前の焼き立てパンに、このプルーンジャムをつけて
食べてみようと思います。
絶対にうまいはず。
最近はなんでも自分でやってみたくてしかたないですね。
これが自由人の特権かも。
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2016-09-13 19:19
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