不耕起栽培田植えの初日 [米作り]
今日は田植えの初日。
今年で4年目になる米作りですが
毎年違ったやり方でお米を作ってきました。
共通しているのは無肥料無農薬であること。
そしてハザに掛けて天日干しをしてから精米すること。
今では脱穀も籾摺りも自前で出来るようになって
ほとんど全てが手作りのお米作りです。
不耕起で田植えをするのは初めてではないのですが
これまでと違うのはレンゲを田んぼ一面に育てたこと。
これでもかと言うくらいレンゲで埋め尽くされました。
そしてそのレンゲが枯れるのを待ってから刈って
すぐに水を入れて朽ちさせました。
狙いは肥料代わりにレンゲを育てることでしたが
思わぬ好結果が生まれ
一面に蔓延ってくれたおかげで草がほとんど抑えられたんです。
例年なら水を入れた後に草の除去作業が待っていたのですが
今年はほんの少しだけ生えていたヒエとセリとイグサを取っただけ。
自然農で言うところの草マルチ状態で
草を抑えているという感じです。
今日の田植え前の田んぼの様子はこんな感じ。
びっしり朽ちたレンゲに覆われていることが分かるでしょうか。
もう少しアップするとこんな感じ
苗はここにかき分けるようにして植えました。
植え方はロープを張って田植え定規を使っての手植えですが
これまでで一番植えやすかった印象です。
ちなみに条間30㎝株間30㎝で植えました。
苗の本数は基本1本植え。
一部少し小さめな苗は2本植え。
来年は条間40㎝株間40㎝で
完全1本植えでやろうと思っています。
苗をしっかりと育て上げればこれが理想ではないかと
思っています。
今日は田んぼ全体の1/4程しか植えられませんでした。
予想外に時間がかかったのが
苗の選別。
苗床からシャベルで掬い取った後、
未熟な苗を外して充実した苗だけにする選別に
事の他時間がかかりました。
作業はこんな様子です。
左が未熟な苗で右が充実した苗。
手間のかかる作業ですが
大切な作業なので時間をかけてやりました。
この作業の手間を省くためにも種籾の選別と
苗の育て方の工夫が大切であることを実感しました。
とりあえず初日は全体の1/4しかできませんでしたが
焦ってやる必要もないし、丁寧にやることが大切なので
マイペースでやろうと思っています。
不耕起栽培では耕して代掻きをした状態と比べると
圧倒的に土が固くぬかるみ状態は一切ないので
歩きやすいし苗も植えやすいのがいいですね。
鎌で少し穴を開けてそこに差し込むように植えますが
根が活着するのも早いように思います。
さらに根が強く張るので風に倒れない稲になると思っています。
さてまだ今日は初日。
あと3日ほどかかりそうですが
土日作業なので終了は来週になりそうです。
明日も頑張りますよ!
ブログランキングに参加しています。
ぽちっとしていただけると嬉しいです。
自然農法ランキング
今年で4年目になる米作りですが
毎年違ったやり方でお米を作ってきました。
共通しているのは無肥料無農薬であること。
そしてハザに掛けて天日干しをしてから精米すること。
今では脱穀も籾摺りも自前で出来るようになって
ほとんど全てが手作りのお米作りです。
不耕起で田植えをするのは初めてではないのですが
これまでと違うのはレンゲを田んぼ一面に育てたこと。
これでもかと言うくらいレンゲで埋め尽くされました。
そしてそのレンゲが枯れるのを待ってから刈って
すぐに水を入れて朽ちさせました。
狙いは肥料代わりにレンゲを育てることでしたが
思わぬ好結果が生まれ
一面に蔓延ってくれたおかげで草がほとんど抑えられたんです。
例年なら水を入れた後に草の除去作業が待っていたのですが
今年はほんの少しだけ生えていたヒエとセリとイグサを取っただけ。
自然農で言うところの草マルチ状態で
草を抑えているという感じです。
今日の田植え前の田んぼの様子はこんな感じ。
びっしり朽ちたレンゲに覆われていることが分かるでしょうか。
もう少しアップするとこんな感じ
苗はここにかき分けるようにして植えました。
植え方はロープを張って田植え定規を使っての手植えですが
これまでで一番植えやすかった印象です。
ちなみに条間30㎝株間30㎝で植えました。
苗の本数は基本1本植え。
一部少し小さめな苗は2本植え。
来年は条間40㎝株間40㎝で
完全1本植えでやろうと思っています。
苗をしっかりと育て上げればこれが理想ではないかと
思っています。
今日は田んぼ全体の1/4程しか植えられませんでした。
予想外に時間がかかったのが
苗の選別。
苗床からシャベルで掬い取った後、
未熟な苗を外して充実した苗だけにする選別に
事の他時間がかかりました。
作業はこんな様子です。
左が未熟な苗で右が充実した苗。
手間のかかる作業ですが
大切な作業なので時間をかけてやりました。
この作業の手間を省くためにも種籾の選別と
苗の育て方の工夫が大切であることを実感しました。
とりあえず初日は全体の1/4しかできませんでしたが
焦ってやる必要もないし、丁寧にやることが大切なので
マイペースでやろうと思っています。
不耕起栽培では耕して代掻きをした状態と比べると
圧倒的に土が固くぬかるみ状態は一切ないので
歩きやすいし苗も植えやすいのがいいですね。
鎌で少し穴を開けてそこに差し込むように植えますが
根が活着するのも早いように思います。
さらに根が強く張るので風に倒れない稲になると思っています。
さてまだ今日は初日。
あと3日ほどかかりそうですが
土日作業なので終了は来週になりそうです。
明日も頑張りますよ!
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自然農法ランキング
2020-06-20 19:57
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コメント(2)
初めて参加させていただきます。
松戸在住で市川に35坪ほどの家庭菜園をしています。
それなりに収穫を楽しんでいますが、今年はブロッコリ、キャベツに小松菜が虫にやられました。なるべくお薬は使わないでいたいと思っています。皆さんの投稿を読み参考にさせていただきたくおもっています。
今年は友人がライムギの種をくださったのでうえましたが、脱穀がわからずわだ未処理です。
今後ともよろしく仲間に入れてください。
by 川幡 和子 (2020-06-27 16:22)
川幡様
コメントを頂いたのに見逃していてごめんなさい。
こちらこそよろしくお願いします。
キャベツやブロッコリーや小松菜などは虫にやられやすい野菜です。
問題はその時どのように対処するかですが、
なぜ虫にやられてしまうのかを考えてみるといいかもしれません。
私の畑も4年目までは全くその通りでキャベツは食べつくされるのを見ているだけでした。それでも青虫を退治したりせずにそのままにしておきました。育つ野菜もある訳なので意識をそちらにフォーカスしながらひたすら生態系のバランスが取れることを目指してきました。何か手を施すことではなくひたすら草を生やし草マルチに徹し土作りをしている間に一つの野菜が虫にやられて全滅することがなくなってきたのです。食べられても少しだけ。収穫に影響することもありません。ウリ科の野菜も苗が幼い頃にウリハムシにやられることが多かったのですが、2年前から放っておいても大丈夫になりました。恐らく畑全体の生態系のバランスが整いつつあるのではと推測しています。
虫に食われたら虫の命を助けてあげたと思えばいいし、野菜を育てることの中には虫の領分もあるのだと思っていれば気も楽になります。
ライ麦は3年前に作ったことがあります。脱穀は足踏み脱穀機があるのでそれでやって、唐箕でゴミを飛ばして選別しました。その後石臼で粉にしてライ麦パンを焼きました。ちょっとめんどくさいですね。でもライ麦を育てた後の畝はふかふかになるので養分が少なく土の固い畝などには最適な作物かと思います。
by 深谷 (2020-07-03 14:48)